ある葬儀社の人に、キリスト式でしたら仏式の墓には入れられないと言われました。
Q:ある葬儀社の人に、キリスト式でしたら仏式の墓には入れられないと言われました。
私の家では、代々受け継がれている仏教のお墓があります。
私の叔母が、叔父のキリスト教式葬儀を希望し、
遺骨をそのお墓に入れようとしています。
けれども、葬儀社のスタッフが、
「そんなことをしたら、バチが当たりますよ。
もうそのお墓には、お線香もお水もあげることできないですよ。」
と言ってきました。
そうなのでしょうか?
キリスト教式で葬儀をしたら、遺骨はどうしたらいいのでしょうか?
A:しっかりとお祈りをすれば、バチは当たりません。
すべての呪いは、イエス・キリストの十字架の贖いによって聖められます。
もちろん、いままでの慣習とは違うことをすると、
違和感を覚えられるかもしれません。
だから、親族との関係でもめてしまうことはあるかもしれません。
けれども、葬儀社の人間から恐怖心を煽られるような事柄ではありません。
信仰上の理由ですから、故人の立場、喪主の立場を尊重されるべきです。
お墓については、もしも親族やお寺さんから拒否されるようであれば、
教会の共同墓地や納骨堂に入れていただくこともできます。
また、キリスト教徒の埋葬が可能なお墓を手配することもできます。
必要でしたら、ご相談ください。
仏式の葬儀費用は高いですが、教会の葬儀は安いですか?
Q:仏式の葬儀費用は高いですが、教会の葬儀は安いですか?
お寺さんの葬儀費用が高くて困っています。
仏式の葬儀は、200万とも300万とも言われています。
1周忌のお布施に10万円を渡して、
「こんな少ないお布施じゃ受け取れない」
と言って返されてしまった親族もいます。
キリスト教の教会の葬儀でも、このくらいするのでしょうか?
A:キリスト教の教会の葬儀は、仏教と比べると安いことが多いです。
お坊さんへのお布施や戒名、位牌の代金は、上限が限りなく、
合計で200万、300万円、あるいは1000万円ということもあるようです。
少なくとも、20万円は出しているのではないでしょうか?
それに対して、キリスト教の牧師さんへの謝礼は、
大きい教会でも2日で20万円という所が多いです。
相場としては、1日で3~10万円。2日で5~20万円です。
キリスト教の教会の葬儀で、
宗教者への謝礼に100万円以上を要求されることはまずありません。
葬儀費用にお困りの場合は、ぜひご相談ください。
→ キリスト教 葬儀
キリスト教の教会で葬儀を行う方は多いですか?
Q:キリスト教の教会で葬儀を行う方は多いですか?
西洋文明を取り入れてきました。
キリスト教の文化が広まってきていますが、なぜか葬儀は仏式です。
普段、仏教を信仰している人は少ないですが。。。
A:以前よりは多くなってきたと思います。
現代は、多様化の時代で、それぞれの人の意思が尊重されるようになってきました。
故人はキリスト教を信仰していたのだから、それを大切にしようという
ご遺族、親族の方もおられます。
ただ、それでもまだ、家族や親族でクリスチャンなのは本人だけだから、
慣れている仏式にしようという方もおられます。
未信者への親族への配慮として、
キリスト教を信仰していても仏式で葬儀をすることもあります。
逆に、未信者の親族や参列者の方々への証しの機会として、
あえてキリスト教式を希望する方もおられます。
キリスト教の葬儀が多くなるのは、これからだと思います。
キリスト教の教会での葬儀マナーを教えてください。
Q:キリスト教の教会での葬儀マナーを教えてください。
祖母の妹がなくなって、キリスト教式の葬儀が教会で行われる予定です。
日本の教会での葬儀は、お香典をどのくらい出すのでしょうか?
海外生活にしたときに、キリスト教の葬式でお香典みたいのを出した覚えがないです。
あまり冠婚葬祭について詳しくないので、アドバイスをください。
宜しくお願いします。
A:近親者の場合は、2~3万円ほどが相場です。
もちろん、人によっても様々ですが、
一般的には5千円~1万円。
近親者や会社の取引先などは2~3万円ということが多いです。
日本は、海外よりも葬儀を盛大に行う文化があるからなのでしょう。
仏式では、お坊さんへのお布施や戒名、位牌などで50~200万円ほどしますが、
キリスト教式の葬儀でお金がかかる部分は生花祭壇です。
ですから、「お花代」として遺族にお気持ちをお渡しします。